- 2025年5月29日
GlobalGPTは、無料プランでも十分な機能を備えていますが、有料プランに切り替えることで、より高性能で快適な利用環境が手に入ります。
「有料プランにするメリットってある?」
「実際に使ってみた人の意見を聞いてみたい」
こういった点について、疑問を抱えているかもしれません。
この記事では、GlobalGPTの基本的な特徴から料金体系、有料プランの追加機能や活用方法、さらには実際に私が有料プランを利用してみた感想をお伝えします。
GlobalGPTの選び方のポイントまでを詳しく解説し、有料プランにアップグレードするか迷っている方の参考にしてみてください。
※外国のサブスクリプションサービスに登録される際は、キャンセルしても請求が止まらない、という事例があります。Vプリカなどチャージ型のクレジットカードを使うなど、もしもに備えた対応をおすすめします。
GlobalGPTとは?
GlobalGPTの基本的な機能から確認していきましょう。
基本機能の紹介
GlobalGPTは、最新の人工知能技術を用いたチャット型AIサービスです。
ユーザーは自由に質問をしたり、文章の作成や編集、翻訳など多用途に活用できます。
自然な対話形式で操作でき、専門的な質問から日常のちょっとした疑問まで幅広く対応可能です。
多言語対応機能もあり、世界中の情報を柔軟に扱えるのが大きな特徴といえます。
初めてAIを使う方でも直感的に操作できる設計で、スマートフォンやPCから手軽に利用できます。
無料プランの内容と活用シーン
GlobalGPTには無料のフリープランが用意されています。
フリープランでどのようなことができるのかについて確認していきましょう。
無料プランは1日あたりの利用制限がある
無料プランでは1日あたりの利用回数や1回あたりのやり取り可能文字数に制限がありますが、基本的な文章作成や質問応答には十分対応しています。
例えば、メール文面の作成、簡単な英語翻訳、調べ物、日常会話の練習などに適しています。ライトユーザーやまずはAI体験をしたい方に特におすすめです。
また、無料プランでの操作感や機能を理解したうえで、有料プランの導入を検討する参考になります。
GlobalGPTの基本的な機能に関しては、下記の記事で解説しています。
有料プランの種類と料金体系
GlobalGPTの有料プランは、主に月額プランと年額プランの2種類が提供されています。
詳しいプラン内容を見ていきましょう。
最初は月額プランでOK
GlobalGPTの有料プランは、主に月額プランと年額プランの2種類が提供されています。
月額プランは短期間で利用したい人に向いており、年間プランは長期利用を前提に割安で利用できるためコストパフォーマンスが高いです。
プランによって利用可能な応答回数や機能が異なり、上位プランほど高速応答やカスタム設定、専門分野モードなど豊富な追加機能が利用可能です。
利用頻度や目的に応じて最適なプランを選べる柔軟な料金体系が特徴です。
具体的なGlobalGPTの無料・有料プラン比較
GlobalGPTの無料・有料プランを比較してみました。
GlobalGPTはサブスクリプションプランで月額と年額の両方が用意されています。

年額プランで契約するほうが少しお得で、ときどきキャンペーン価格になっていることがあるので、自分の目的に合わせたものを選びましょう。
無料プラン
- 基本的なチャット機能利用可能
- 利用回数や応答速度、機能に制限がある
- 日常の利用や試用に最適
有料プラン
ベーシック 月額:11.9ドル
使用上限
- AI検索:約1,000件のクエリ
チャット:約500件のクエリ
画像生成:約100枚の画像
言語モデル - Gemini 2.5 Flash Preview、GPT-4.1、GPT-4.1 Mini、Grok 3 Beta、Llama 4 Maverick、Llama 4 Scout、GPT 4o-mini、GPT-4o、Gemini、Grok、Mistral、Qwen、Llama、Claude、o1-mini、o3-mini などへのアクセス
高度な言語モデルへのアクセス:DeepSeek R1、DeepSeek V3 0324、GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Gemini 2.0、Gemini 1.5 Pro
AIエージェント - 様々な用途に対応する100以上のAIエージェントライブライブラリへのアクセスが可能で、継続的に更新されます。
高度な機能 - Midjourney:クリエイティブな画像生成のための最高のツール。
Perplexity:出典付きの最も信頼できるAI検索ツール。
ChatPDF:アップロードされたドキュメントとの対話対応。
校正(Proofreading):長文のエラー修正、編集、洗練化に最適なツール。
プロ 月額:通常19.9ドル
使用上限
- AI検索:約2,000回のクエリ
毎月約1,チャット:約1,000回のクエリ
画像生成:約200枚
動画生成:約50本の高品質動画
高度なモデル GPT 01:約200回のクエリ
高度なモデル GPT-4.5 Preview:約100クエリ
高度なモデル Claude 3.7 Sonnet:約500クエリ
言語モデル - 利用可能モデル:Gemini 2.5 Flash Preview、GPT-4.1、GPT-4.1 Mini、Grok 3 Beta、Llama 4 Maverick、Llama 4 Scout、GPT 4o-mini、GPT-4o、Gemini、Grok、Mistral、Qwen、Llama、Claude、o1-mini、o3-mini など
高度な言語モデル:DeepSeek R1、DeepSeek V3 0324、GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Claude 3.7 Sonnet、Gemini 2.0、Gemini 1.5 Pro、GPT-4.5 Preview、o1。
AIエージェント - 様々な用途に対応する100以上のAIエージェントライブライブラリへのアクセス可能、継続的に更新されます。
高度な機能 - AI検出器:テキスト、画像、音声、動画で生成されたAIコンテンツを識別するための最も正確なツール。
GPT-4o Image:テキストを正確で写真のようにリアルなビジュアルへと変換する卓越したAI画像生成器。
Sora Image:最先端のテキストから画像への変換AI。説明を驚くほどリアルなビジュアルに変換。
Open Manus:心と感情をつなぐ多才なAIエージェントで、複雑なリクエストをスムーズなデジタル実行に変換。
Deep Research:複雑なオンライン情報を統合し、複数ステップの調査タスクを完了するための包括的AI調査エージェント。
無制限 月額:通常49.9ドル
使用上限
- AI検索:無制限
チャット:無制限
画像生成:約500枚
動画生成:約150本の高品質動画
高度なモデル GPT 01:約500クエリ
高度なモデル GPT-4.5 Preview:約250クエリ
高度なモデル Claude 3.7 Sonnet:約1200クエリ
言語モデルモデル - 利用可能モデル:Gemini 2.5 Flash Preview、GPT-4.1、GPT-4.1 Mini、Grok 3 Beta、Llama 4 Maverick、Llama 4 Scout、GPT 4o-mini、GPT-4o、Gemini、Grok、Mistral、Qwen、Llama、Claude、o1-mini、o3-mini など
高度な言語モデル:DeepSeek R1、DeepSeek V3 0324、GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Claude 3.7 Sonnet、Gemini 2.0、Gemini 1.5 Pro、GPT-4.5 Preview、o1。
AIエージェント - 様々な用途に対応する100以上のAIエージェントのライブライブラリへの 無制限アクセス(継続的にアップデート)。
高度な機能 - AI検出器:テキスト、画像、音声、動画で生成されたAIコンテンツを識別するための最も正確なツール。
GPT-4o Image:テキストを正確で写真のようにリアルなビジュアルへと変換する卓越したAI画像生成器。
Sora Image:最先端のテキストから画像への変換AI。説明を驚くほどリアルなビジュアルに変換。
Open Manus:心と感情をつなぐ多才なAIエージェントで、複雑なリクエストをスムーズなデジタル実行に変換。
Deep Research:複雑なオンライン情報を統合し、複数ステップの調査タスクを完了するための包括的なAI調査エージェント。
Midjourney:クリエイティブな画像生成の最高ツール。
このようにプランが上がれば、各AIを使える量が増えるのが大きな違いになります。
また、新機能への優先アクセスやピーク時間でも待ち時間がなくなり、生成のスピードも早くなるなど、グレードを上げるとより快適になる形でした。
いきなり無制限プランや年額払いは少しハードルが高いので、私はプロプランの月額払いで1ヶ月だけお試ししてみました。
実際にGlobalGPTの有料のプロプランを使ってみた
では、ここからは実際にGlobalGPTの有料のプロプランを使ってみた感想を紹介します。
1つのプラットフォームで自由に生成AIを堪能できた
GlobalGPTの有料プロプランを初めて利用したとき、まずその応答速度と安定性に驚かされました。
無料版と比べて、より豊富な機能やカスタマイズオプションが用意されており、複雑なクエリにもスムーズに対応してくれるのは大きな魅力です。

実際に使ってみると、例えば多量のデータを扱う際や、専門的な問い合わせをしたときにも、正確な情報と的確な提案を受けられた点が印象的でした。
全体として、GlobalGPTのプロプランは、専門的な業務から日常的な使用まで幅広いシーンで信頼できるツールとして実感できました。
GlobalGPTは最初は生成AI向けと考えていましたが、逆にある程度生成AIのツールに関する知識をもっているほうが使いやすいかもしれません。
生成AIツールに詳しい人にとっては、「これもあれも、1つのプラットフォームにまとまっているのか!」と便利さを感じやすそうでした。
AIアートギャラリーが便利
GlobalGPTには「AIアートギャラリー」という機能が用意されており、さまざまなAIアートのプロンプトをコピーして出力できる機能があります。

いろいろなアートが表示されており、気になるものはプロンプトをコピーしたり、GlobalGPTに登録されているツールで今すぐ試すことができるようです。

試しにこのプロンプトを「今すぐ試す」を選んでみました。
すると「Midjourney V7」の画面が表示されて、プロンプトがコピーされていました。

そのまま画像を生成させてみると、プロンプトの参考元とまったく同じものではありませんが、似ている雰囲気の画像が生成されていました。
画像生成は生成AIツールによって同じプロンプトでも生成のされ方がかなり変わります。
今回のように生成された画像のプロンプトを、そのまますぐに試せるというのは便利でした。
生成されるものを比較するのに便利
GlobalGPTの有料プランは、各生成ツールの生成スピードが上がっているように感じました。
このスピード感はアイデア出しをするときに便利です。
たとえば、何かの案を考えたいときに、ChatGPTに質問して満足できなかったときに、GeminiやClaudeに聞くなど、他の生成AIツールにすぐ切り替えられるので便利だと感じました。
同じ質問でも生成AIツールの種類によって回答が異なるので、自分の求めるアイデアを生成してくれるツール見つけることが重要です。

GlobalGPTであれば、そういった生成されたものを比較しやすいので便利ですね
使いやすいからこそトークンの消費量に注意
GlobalGPTを使っていて感じたのは、使いやすいからこそトークンがどんどん減っていく、というものでした。
これはどの生成AIツールに共通することといえるのですが、具体的にどの程度使うとどの程度トークンが減っていくのかわからず、意外と使っていることに気づくパターンです。

特に最新モデルを使った生成AIの場合、どんどんトークンが減っていきます。
画像生成はみるみるうちに減っていくので、1つの生成でどの程度トークンが減るか確認しておくといいでしょう。
GlobalGPTの気になる点
GlobalGPTを実際に使ってみて気になった点を紹介します。
メモリ機能が働いていない?
これは私の環境だけなのかもしれませんが、たとえばGlobalGPTのChatGPTで質問をして、しばらくしてから同じモデルを開くと、過去の質問内容が消えていました。
GlobalGPTでは「歴史」というメニューで、過去の履歴を確認できるのですが、そこに履歴が残らなかったり、そもそも履歴から問い合わせたものが消えていました。
ChatGPTなどの生成AIは過去の質問を記録し、その人に合わせたものを生成してくれるようになる、という機能を持ったツールが多いです。
「この人はこういった回答を望んでいるんだな」というのを覚えてくれるメモリ機能というものがあり、長く使えば使うほど、自分に合わせた回答を出してくれるのは良きパートナー感が生まれます。
わざわざ「ですます調で出力してください」とか、「私はIT関係の仕事をしていて、その顧客のための資料を作ります」と指定しなくても、メモリ側で記憶してくれていると、それに合わせたものを出力するようになってくれます。

過去にどんなことを聞いたか、うまく履歴が残っていないことが多かったです。
GlobalGPTの場合は、過去の問い合わせ履歴が消えているということは、そういった機能は使えないのかもしれませんね。
少しお得だが結局は本家のツールを契約するかも
私は日頃から生成AIに関するツールは、メジャーなものからマイナーなものまでいろいろと試しています。
気になるものがあれば、無料で利用したり、1ヶ月だけ有料プランを契約したりしていますが、なかなか生成AI最大手のChatGPT、Geminiあたりを超えるものは見つかりません。
そういった意味でいうと、GlobalGPTは新しい生成AIツールに出会う機会を与えてくれるツールといえますが、さすがに使えるものが多く、整理しにくいこともあって、使い続けるかは微妙でした。
生成AIの出入り口としては便利で、ある程度ライトな使い方をしたい方にとっては、トークンの消費量もそこまで気にならないと思います。

しかし、ある程度日常的に使う生成AIツールが絞られている場合、やはり本家本元を登録するほうが良さそうです。
GlobalGPTは本家よりも少しお得に有料プランを利用できるというメリットはありますが、有料機能の入口は使えるけど、深い部分に触れようとしたとき、いまいち設定がわかりにくいことが多いです。
たとえば、ChatGPTの有料プランではDeep Researchを含めた、さまざまな機能が用意されています。
しかし、GlobalGPTでは動画生成機能のSoraやDeep Researchの機能は使えないように感じてしまいました。
実際は、メニューの左側にある「高度なAgent」から、「Deep Research」などの機能が使えました。

いろいろと細かくツールを分類してくれている反面、どこに何があるか、といったものが逆に見つけにくいと感じることもあったのです。
また、さきほども少し触れましたが、いろんな生成AIツールを使えば、どんどんトークンが減っていくので、月内の枠を思ったより早く消費しそうでした。
GlobalGPTはいろんな生成AIツールを試すきっかけにして、その中で気に入ったものの本家本元を契約する、という使い方が良さそうでした。
特に履歴などを保存しながら使うのは生成AIにおいて重要なポイントなので、生成したものを管理できないのはデメリットといえそうです。
ライトに使うには良いがディープに使うには時間がかかりそう
こういった使い勝手を考えると、GlobalGPTは無料プランも有料プランも使いこなすうえでは、少し時間がかかりそうだと感じました。
ChatGPTであれば、そのツール内に必要な情報がまとめられているのでわかりやすいですが、GlobalGPTは良くも悪くも、すべてが細分化されすぎていて、逆に迷ってしまう感じです。
高度なAgent機能も含めて、ライトに使うのは良いですが、有料プラン分の機能を使いこなすには少し時間がかかりそうに感じました。
まとめ
無料プランは「1日あたりの利用回数」「1回あたりの文字数」に制限があるものの、メール作成や簡単な翻訳、調べ物などライトユーザーには十分な機能を提供しています。
実際に有料プランのProプランを1ヵ月利用したところ、応答速度・安定性が向上し、大量データ処理や専門的クエリにもスムーズに対応していました。
また、AIアートギャラリーはプロンプトをそのままコピーして、すぐに使えるのは便利です。
ただし、使い勝手が良い反面、トークン消費量はモデルや出力内容によって大きく変動するため、事前に確認しながら利用するのがおすすめです。
いろんな生成AIを試してみたい、と感じている方におすすめで、ある程度使ったら、本家の生成AIを契約するのも1つの手段かと思います。
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この記事は私が書いたよ!
kumasan
さまざまな生成AIを楽しんでいます! 趣味はエレキギターということもあり、音楽系の生成AIにかなり注目しています。また、日常やビジネスで使える便利な生成AIツールや、新しく登場する生成AIにどんどんチャレンジ中! みなさんに生成AIの情報をお届けして、その便利さを伝えたいです!