- 2025年5月19日
「仕事でパワーポイント資料を作るよう頼まれたけど、デザインセンスに自信がない」
「まとめ方が苦手で、資料作りにいつも時間がかかる」
「プロっぽいスライドを短時間で仕上げたい」
そんなあなたにおすすめなのが、生成AIツール「Gamma」です。
本記事では、Gammaの基本機能から実際の使い方、さらにスライドを効果的に仕上げるコツまで、徹底解説していきます!
Gammaとは?──次世代の資料作成AI
Gammaがどういったツールなのかについて、基本的な情報から紹介していきます。
Gammaは何ができるツール?
Gammaは、AIの力を使ってプレゼン資料・ドキュメント・Webページ型コンテンツを自動生成できる革新的ツールです。
- キーワードや要点を入力するだけ
- 美しいデザインと整理された構成で資料が完成
- 無料プランもあり、誰でも気軽に始められる
従来のPowerPointやGoogleスライドとは違い、「デザイン・構成までAIが自動提案」してくれるのが大きな強みです。
なぜ今、Gammaが注目されているのか
さまざまな生成AIツールがあるなかで、なぜGammaが注目されているか紹介します。
資料作成の効率が圧倒的に向上
短時間で高品質な資料を作成できるため、ビジネスシーンや教育現場などで注目を集めています。
文章生成AIとの連携で内容の質も担保されているのがポイントです。
ノンデザイナーでも見栄えの良い資料が作れる
Gammaはテンプレートのカスタマイズ性が高く、誰でも見やすく美しい資料を作成できます。

デザインに自信がない方でも、AIがレイアウトを調整してくれるので安心です。
高いカスタマイズ性
完成後にフォントや色味、構成を自由に調整できるため、オリジナル資料にも柔軟に対応可能です。
Gammaの始め方:アカウント登録から初期設定まで
Gammaを利用するために、アカウント登録と初期設定を行いましょう。
Gammaに登録する方法
Gammaの公式サイトにアクセスし、Googleアカウントなどで簡単に登録できます。
- Gamma公式サイトへアクセス
- Googleアカウントやメールアドレスで簡単登録
- 無料プランならすぐにスタート可能!
無料プランから始められるので、気軽に試してみましょう。
ダッシュボードの基本構成と操作感
登録後に表示されるダッシュボードでは、新しいドキュメントの作成や、過去のプロジェクト管理が行えます。
UIもシンプルで直感的に使える設計です。
実践!Gammaでスライドを作ってみよう
では、どのようにGammaでスライドを作成するのか簡単に解説します。
テーマやキーワードを入力するだけでOK
「営業提案資料」「マーケティング戦略」など、作りたいスライドのテーマを入力するだけで、Gammaが構成・文面・デザインを提案してくれます。

プレゼンテーションの資料を作成したい場合、スライドの枚数や文体などが設定できます。
また、生成AI初心者が迷いがちなプロンプトも画像のように「プロンプトの例」が提示されているので、それを参考にプロンプトを設定可能です。
スライドの構成と流れを確認
生成されたスライドは、章立てやページ構成がすでに整理された状態で表示されます。
不要なページの削除や追加も簡単にできます。
実際に私がGammaでスライドを作成してみた!
では、実際に私がGammaを使って、簡単にスライドが作成できるか試してみました。
自分のホームページ情報をまとめたスライドを作成してもらう
最初に「URLからインポート」を選んで、自分のサイトをスライド化してもらうことにしました。

他にも「ファイルをアップロード」、「ドライブからインポート」というのが選べます。

URLを貼り付けて読み込んでもらうと、私のサイトのタイトル名である「生成AIマスター」が表示されました。
読み込んだURLでどういったコンテンツを制作するか選べるようです。
コンテンツは「プレゼンテーション」、「ウェブページ」、「ドキュメント」、「ソーシャル」というものでした。
私はスライドを作成したいのでプレゼンテーションを選びました。

ボタンをクリックするとサイトの情報が読み込まれて、「プロンプトエディター」が表示されました。
テキストコンテンツをどのように扱うか、カード1枚あたりの最大テキスト数などが選べるようです。
また、出力言語も日本語で生成可能で、文体も「です/ます体」などが選べました。

次にスライドの全体的なテーマを選べて、いろいろなものが用意されていました。
細かく選ぶことも可能ですし、シャッフルしてランダムに選んでもらうことも可能です。
スライド生成はわずか1分程度
GammaのAI生成スライドは生成ボタンを押して、わずか1分程度で完成しました。
これはサイトの規模や情報量などにもよると思いますが、それでも数分程度で作成できると想像できます。

作成されたスライドは、いろいろと調整が可能で、そのことに関するガイドが最初に表示されていました。

右下には、このスライドをより良いものに仕上げていくためのガイドも表示されていました。
カードの追加やグラフの追加なども表示されており、スライド作成初心者もこのガイドに沿っていけば問題なく作成させられるでしょう。
Gammaで作成したスライドは共有やエクスポート可能
最後に作成したスライドは、共有やエクスポートが可能です。

このあたりのUIもとても見やすく、初めてGammaを触る人でも悩まずに操作できそうです。
フリープランでは10回生成可能
私がGammaを使ったタイミングでは、生成AI作成のためのクレジットは「400クレジット」付与されていました。
今回作成したスライドは「40クレジット」で生成できたので、同じようなスライドなら10回作成できるようです。
フリープランでいろいろな作成を体験するには、十分なクレジット数といえるでしょう。
スライド編集とカスタマイズのコツ
Gammaを使って、スライドを生成する際のコツについて紹介します。
テキストや画像の編集方法
スライド内のテキストは直接編集可能で、画像の差し替えや追加もドラッグ&ドロップで簡単です。
必要に応じて補足情報を追加しましょう。
カラーテーマやフォントの変更
テーマカラーやフォントスタイルも自由に変更でき、ブランドガイドラインに合わせた資料作成も可能です。
テーマをシャッフルしてインスピレーションを得る使い方もおすすめです。
ビジネス・教育・SNS活用例:Gammaの活用シーン3選
生成AIを使ってスライドなどを作成できるGammaですが、「ビジネス」、「教育」、「SNS」の活用例について紹介します。
① ビジネス資料(提案書・報告書など)
社内外で使う提案書や進捗報告書を短時間で作成可能です。
構成も論理的にまとまりやすく、説得力のある資料になります。
ちなみにClaudeを活用すれば、PDFなどの資料内容を簡単に要点を確認できるようになるのです。
Claudeの機能については、下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
② 教育現場(授業スライド・学習教材)
教員や講師が講義用スライドを作る際にも活用できます。
複雑なテーマでも、わかりやすく構造化された資料が自動で完成。
③ SNSやブログのビジュアルコンテンツ
Gammaで作ったコンテンツはWeb形式でも共有可能です。
Instagramやブログなどで見栄えの良いビジュアルを簡単に展開できます。
ビジュアルコンテンツを使う際は、オンライングラフィックデザインソフトウェアのCanvaもおすすめです。
CanvaのAI画像生成機能については、下記で紹介していますので参考にしてみてください。
Gammaを使いこなすためのTIPS&注意点
Gammaを使いこなすためのTIPSと注意点をまとめました。
効果的に使うためのプロンプト設計
入力するキーワードや指示文が成果物に大きく影響します。
なるべく具体的な指示を出すことで、精度の高いスライドが生成されます。

これはどの生成AIにも言えるポイントですね!
自動生成に頼りすぎない工夫
Gammaは非常に便利ですが、自動生成された内容をそのまま使うのではなく、自分の意図に沿って微調整することが重要です。
生成AIはあくまでサポートツールなので、最終的な完成形に持っていくのは自分で操作することをおすすめします。
まとめ
Gammaを使うことで、これまで数時間かかっていたスライド作成が数分で完了します。
しかもクオリティはAIによって一定以上をキープできのが嬉しい点です。
AI時代の資料作成は「ゼロから自分で作る」から「AIと共創する」という考え方が重要になります。
Gammaはその最前線を走るツールといえるでしょう!
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この記事は私が書いたよ!
kumasan
さまざまな生成AIを楽しんでいます! 趣味はエレキギターということもあり、音楽系の生成AIにかなり注目しています。また、日常やビジネスで使える便利な生成AIツールや、新しく登場する生成AIにどんどんチャレンジ中! みなさんに生成AIの情報をお届けして、その便利さを伝えたいです!