日本発のAI検索エンジン「Felo」の使い方を解説！会話形式の検索とは？情報収集の新しいカタチ

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「ChatGPTやGeminiも良いけど、日本が提供しているAIツールを使ってみたい」

こんなことを考えたことはありませんか？

日本はIT後進国と指摘する方もいますが、日本も負けていないと感じさせてくれるAIツールはちゃんと存在しています。

そのツールはAI検索エンジンの「Felo」というツールです。

Feloがどういったツールなのか、通常の生成AIツールとどのように違うのかについて解説します。

Feloとは？―日本発の革新的AI検索エンジン

日本発のAI検索エンジンであるFeloですが、どのような企業が開発したツールなのでしょうか？

他の検索エンジンとの違いも含めて解説していきます。

開発企業とFeloの誕生背景

Feloは、東京を拠点とするAIスタートアップ企業であるSparticle株式会社が開発した日本発のAI検索エンジンです。

情報収集の効率化とユーザー体験の向上を目指して、2024年にリリースされました。

従来の検索エンジンに限界を感じていたビジネスパーソンや学生を中心に、瞬く間に注目を集めています。

従来の検索エンジンとの違いとは？

従来の検索エンジンでは、キーワードを入力して膨大なページから必要な情報を探す必要がありました。

Feloでは、会話形式での検索が可能なため、質問を自然文で投げかけるだけで最適な答えが返ってきます。

さらに、多言語の情報源にもアクセスできる点が、他の検索エンジンと一線を画しています。

会話形式の検索とは？

Feloの特徴である会話形式とは、どのような仕組みなのでしょうか？

Feloの会話形式の検索について解説します。

自然な対話で情報を深掘りできる仕組み

Feloはチャット形式のUIを採用しており、まるで人間と会話するかのように検索が行えます。

たとえば「Feloって何？」と入力するだけで、専門的な内容もやさしく解説してくれます。

回答の精度が高く、追加質問にも対応できるため、深掘りした情報収集が可能です。

チャット型インターフェースの強みと利便性

ユーザーが何を知りたいのかを理解しながら、順序立てて説明してくれるのがFeloの強みです。

検索結果に迷うことが少なく、初心者でもスムーズに目的の情報にたどり着けます。

質問を繰り返すことで、自分だけの情報ナビゲーションを作れる感覚があります。

このあたりの部分はChatGPTのメモリ機能と近いかもしれません。

Feloの主な機能と特徴

Feloの会話形式の検索について確認できたら、主な機能と特徴について確認していきましょう。

AIによる多言語対応＆検索要約

Feloは日本語だけでなく、英語など他言語の記事も対象に検索を行います。

外国語のコンテンツも自動で日本語に要約してくれるため、世界中の情報を効率よく収集できます。

検索データの原文を確認して翻訳したい場合は、「みらい翻訳」などの翻訳ツールをおすすめします。

マインドマップ・プレゼン資料の自動生成

検索結果を元に、マインドマップやプレゼン資料を自動で作成できるのも大きな特徴です。

これにより、得た情報を整理しながらアウトプットにつなげることができます。

GPT-4やClaude 3.5など先端モデルを活用

FeloはOpenAIのGPT-4やAnthropicのClaude 3.5といった最先端の言語モデルを活用しています。

そのため、高度な内容でも正確に理解・回答しやすくなっています。

実際に使ってみた！Feloの使い方と活用例

Feloの特徴について解説しましたが、ここで実際にFeloの使い方と活用例を紹介します。

私が実際にFeloを使って検索した画面も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Feloの使い方

Feloの使い方はとても簡単です。

最初にFeloの公式サイトにアクセスします。

「Googleアカウント」、「Appleアカウント」、「メールアドレス」のいずれかでアカウントを登録できます。

この手順だけで、Feloを使うための準備は完了です。

ビジネスでの情報収集や競合分析に

新製品の市場調査や競合他社の動向調査など、スピーディに分析したい場面でFeloは活躍します。

複数のWebサイトを回る必要がなく、時短と情報の質を両立できます。

学術・リサーチシーンでの活用

論文や専門的な文献を要約したり、関連研究を検索する際にもFeloは有効です。

特に、英語論文を日本語で理解できる点は、研究者や学生にとって大きなメリットです。

どのような検索エンジンで、どのサイトの情報を参考にしたのか、というソースがはっきりしていてレポート作成のときの引用文献を載せたいときにも便利ですね。

日常のリサーチにも最適

旅行情報、ガジェットの比較、ライフハックの調査など、身近な場面でも便利に使えます。

チャット感覚で調べられるので、調査のハードルがぐっと下がります。

試しに、「ミートソースとボロネーゼの違いを教えて下さい」という何気ない疑問をFeloに質問してみました。

右側に検索情報が掲載されており、ソースをきっちりと確認できるようになっています。

左上を確認すると、今回は19のソースをもとに要約したことがわかります。

もちろん、ソース元をクリックして確認できるので、正しく情報を要約してくれているか確認可能です。

さらに左下に「マインドマップ」という項目があるのでクリックしてみました。

文字で要約されているのよりも、マインドマップのほうがミートソースとボロネーゼの違いがよりわかりやすくまとまっています。

このマインドマップの機能は質問内容によって効果的に使えそうです。

検索元を変更して情報を多面的に集めてみよう

Feloは検索元を変更できるので、Web検索以外の機能も使ってみましょう。

検索元の変更は質問を入れるところの下にあるボタン「検索元」を押してください。

たとえば、オンライン検索を介さない、LLMを活用したチャット形式で同様の質問をしてみます。

少しフランクな質問の仕方をしたり、「あなたはどちらが好き？」と質問してみました。

どうやらそういった形でやり取りするのを目的にしていないようで、「私は感情や好みを持っていない」といわれているのがわかります。

とはいえ、LLMを活用した回答も興味深いものといえそうです。

次にSNSを検索元にしてみました。

全体的な回答内容は通常のもと変わりませんが、ソースの部分がX（旧式:ツイッター）やFacebookであることを確認できます。

他にもさまざまな検索元の選択肢があり、「公開されている学術論文に絞った検索」という検索方法もあります。

Feloは目的にあわせて検索元を変更することで、より自分が求めているソースから情報が得られるのがわかりました。

トピックに情報をまとめることも可能

調べた情報が多くなってくると、いつ何の情報を検索したかわからなくなります。

その場合は「トピック」を作成しておき、そこに追加していくようにしましょう。

たとえば、さきほどの「ミートソースとボロネーゼの違い」であれば食べ物に関するトピックなので、「食べ物」のトピックを作成して、そこに追加しました。

トピックへの追加方法は、検索した画面の左上に「トピックに追加」があるので、こちらをクリックするとトピックに追加させられます。

検索した内容をスライド形式にすることも可能

Feloはさらに検索した内容を、そのままスライド形式に変換する機能を持っています。

こちらの機能もマインドマップと同じで無料で利用できます。

ここでも「ミートソースとボロネーゼの違い」について検索したものを、スライドにしてもらいます。

検索した画面の右上にある「プレゼンテーションを生成」をクリックすると、スライドを作成できます。

最初に読み取った情報をもとに、スライドの構成を作成してくれました。

今回はこのまま修正などは行わず、次の画面に進みます。

作成するスライドのテンプレートが表示されるので、この中から気に入ったものを選びましょう。

わずか10数秒で約20枚のスライドを生成してくれました。

あまりの速さに驚かされました。

選んだテンプレートをもとに、ポップなスライドが完成しています。

完成したスライドはPPT形式やPDF形式などでダウンロードできるので、ゼミの発表会や仕事の会議資料などに活用できます。

無料と有料プランの違い

Feloは無料で使えるAI検索エンジンツールですが、有料プランも用意されています。

無料プランと有料プランの違いについて確認していきましょう。

スタンダードプラン（無料）でできること

無料プランでも、基本的なAI検索機能は無制限に使用できます。

マインドマップや簡易なプレゼン資料の生成も可能で、広告表示もありません。

私がさきほど紹介したマインドマップの画像も無料プランで生成したものです。

Felo Search Proの魅力とは？

月額2,099円の有料プランでは、GPT-4やClaudeなどの高性能AIモデルをフル活用できます。

詳しい有料プランの特徴は以下のようになっています。

• 1日300回のプロフェッショナル検索
• PowerPoint作成が無制限
• 無制限のファイル分析（ファイルは永久に保存され、最大200万文字の解析をサポート）
• 高度なモデルの利用が可能（GPT-4o、Claude 3.7 Sonnet など）
• トピックごとに50個のファイルをアップロード可能
• GPTやClaudeメンバーシップの代替となるチャットモード

高度な検索で選択できるものは、以下のようなものが表示されていました。

Feloは「年額プラン」と「月額プラン」の2つの有料プランが用意されています。

最初は無料プランを試し、その次に月額プランを試してみましょう。

1ヶ月有料プランを活用してみて、「これは良い！」と思ったら、年額プランに変更するとお得に利用できます。

まとめ

AI検索エンジンのFeloについて紹介しました。

Feloは、検索という概念を「会話」に進化させた先駆けとも言える存在です。

これまで情報を探していた時間を、考え、判断し、発信する時間へと変えてくれます。

何気ない日常の疑問はもちろん、ゼミや会議の資料作成にも活用できるツールです。

AI検索エンジンを使うことで、よりあなたの求めている情報を得やすくなります。

Feloを活用して、情報収集の新しいカタチを体験してみてください！

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