- 2025年4月28日
ChatGPTを使いこなしたいけど、
「もっと会話の内容を整理できたらいいのに…」
「複数のアイデアを比較しながら進めたい…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、新機能「ChatGPT Canvas(キャンバス)」です。
これは、通常のチャット形式とは違い、会話やアイデアを「視覚的に」整理できるツールで、初心者でも直感的に操作できるのが魅力です。
この記事では、ChatGPT Canvasの基本から使い方、活用アイデアまでをわかりやすく紹介します。
生成AI初心者の方でも安心して取り組める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ChatGPT Canvasとは?
ChatGPTに新しく追加された「Canvas」機能とは
ChatGPT Canvasは、OpenAIが提供するChatGPTに新たに追加された、「思考や会話を視覚的に整理する」ための機能です。
従来の一問一答スタイルとは違い、複数の「ノード(メモのような箱)」をつなぎながら会話を展開していくことができます。
Canvasでできることをざっくり紹介
- 会話の流れを分岐させる
- 思考整理をマップ化する
- 企画や構成を視覚的に構築する
- 他のノードとつなげてアイデアを育てる
初心者でも直感的に使いやすく、生成AIとの対話をより深く・広く使いたい人にぴったりの機能です。
ChatGPT Canvasの基本的な使い方
どこからアクセスできるの?
Canvasは、ChatGPTのチャットボックス内に「/canvas」と打ち込むと利用できます。
または、ボックス内の「…」を押すと「Canvas」を選択できるのでクリックしましょう。

このように現在は少し隠しメニュー的な機能になっていますが、なかなか便利な機能なので活用してみてください。
新しいキャンバスを作成する手順
- ChatGPTを開く
- チャットボックス内に「/Canvas」と入力、またはボックス内にある「…」をクリック
- 質問を記入するとCanvasモードで回答、またはコード生成が行われる
- 出力された内容を直接修正したり、修正の提案ができる

いつものように「ミートソースとボロネーゼの違いを教えて下さい」と質問しましたが、普段のChatGPTの回答画面と少し違うのが確認できると思います。

通常のChatGPTよりも、編集をしやすくなります。
ノード(箱)をつなげてアイデアを整理
Canvasでは、ノードという“箱”をつなげて会話を展開していきます。ノードを複数作ることで、1つのテーマに対して枝分かれした会話やアイデアの整理ができます。
絵文字や仕上げ作業などを依頼できる
絵文字の追加や最終仕上げなど、生成されたものに一手間、二手間を追加したいときにCanvasは活躍します。

このようにCanvasは通常のChatGPTのように、質問をしてどんどん新しいものが生成していくのとは異なり、その場でChatGPTが修正してくれて出力されたものを編集してくれるのが特徴です。
どんなことに使えるの?活用例を紹介
ブログや記事の構成を考える
見出し単位でノードを作成し、それぞれに文章の要素やポイントを追加していくことで、全体構成の可視化&執筆効率アップが図れます。
アイデア出し・ブレインストーミング
1つのアイデアに対して複数の視点をノードで展開。思考の深堀りや視野の拡張に最適です。
作業の流れやプロジェクト管理に使える
「やることリスト」「ステータス管理」「優先順位」などをノード化すれば、タスク整理にも活用できます。複雑なプロジェクトでも頭の中がスッキリします。
初心者が戸惑いやすいポイントと対処法
ノードの役割がよくわからない?
ノードは「話のかたまり」と考えるとわかりやすいです。
1トピックにつき1ノード、という意識で操作すると自然に整理できます。
作成したキャンバスはどう保存する?
Canvasは自動保存されるため、特別な操作は不要です。

上記の画像のように編集内容がわかりやすく残されており、履歴ごとにロールバックすることも可能です。
ただし、必要に応じてエクスポート(テキストや画像など)しておくと安心です。
まとめ:ChatGPT Canvasを使いこなす第一歩
まずは触ってみることが上達のコツ
Canvasは見る・つなげる・育てるという感覚が重要です。
完璧を求めず、思いついたことをどんどんノードにしていくのが上達のコツです。
ChatGPTの通常モードではなく、Canvas機能をおすすめするのは以下のような方になります。
- ChatGPTの出力を整理しにくいと感じていた人
- 企画や構成、アイデア出しが仕事の中心の人
- ノートや図解をよく使うタイプの人
特に「一部分のみをリアルタイムで編集したい」と感じていた方におすすめしたい機能です。
ChatGPTをさらに活用するために、Canvas機能にぜひ触れてみてください!
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この記事は私が書いたよ!
kumasan
さまざまな生成AIを楽しんでいます! 趣味はエレキギターということもあり、音楽系の生成AIにかなり注目しています。また、日常やビジネスで使える便利な生成AIツールや、新しく登場する生成AIにどんどんチャレンジ中! みなさんに生成AIの情報をお届けして、その便利さを伝えたいです!