結論を先に
ChatGPTに「1週間分の夕飯献立」と「買い物リスト」を実際に作ってもらったところ、わずか3回のやり取りで、家族の好みまで反映した献立が完成しました。「子どもがピーマンが苦手」「土曜のメニューが他の日と似ている」という2つの相談にも、AIはその場で理由付きの代替案を返してくれました。この記事では、実際に送ったプロンプトとAIの返答、修正のやり取りをそのまま公開します。
この記事でわかること
- ChatGPTに1週間分の献立を頼むときの具体的なプロンプトの書き方
- 実際にAIから返ってきた献立表と買い物リストの中身
- 「子どもの好き嫌い」「献立の偏り」をAIに伝えて直してもらう実例
- 買い物リストを重複なくカテゴリ分けしてもらうコツ
ChatGPTに1週間分の献立を頼んでみた
前回の記事(冷蔵庫の余り物からAIが献立を提案)では、冷蔵庫にある食材をその場でAIに渡しました。今回はもう一歩進めて、1週間分の夕飯献立をまとめて考えてもらう実験をしています。
ChatGPT(無料版)に送ったプロンプトは、次の内容です。
「1週間分(月〜日)の夕飯の献立を考えてください。大人2人・子ども1人(小学生)、平日は30分以内で作れるもの、土日は少し手をかけてもOK、同じ食材(特に肉・魚の種類)が連続しないように、1人あたりの食材費は1食400円くらいに、和食多めで」
家族構成・調理時間・予算・食材の重複回避という4つの条件を具体的に伝えたのがポイントです。返ってきたのは、月〜日で肉・魚の種類が毎日変わる(豚→鮭→鶏→サバ缶→牛→鶏→アジ)、平日は焼く・炒める・煮るだけの単純な調理法にそろえた献立表でした。木曜日はサバ缶を使うことで10〜15分で完成する設計になっていて、平日30分以内という条件もきちんと守られています。
1人あたりの食材費は約330〜400円に収まる見積もりも一緒に提示されました。指定した予算感をきちんとくみ取った上で献立を組んでいる点は、正直なところ想像以上でした。
届いた買い物リストを見てみると
続けて「この献立をもとに、買い物リストを作ってください。家にストックしてあることが多い調味料(醤油・味噌・砂糖・塩・油など)は除いて、スーパーで買う必要がある食材だけを、カテゴリ(肉・魚、野菜、その他)に分けてください」と頼みました。
ここで「調味料は除く」と明示したのが効いたようで、家庭に常備しがちな調味料は一切混ざらず、肉・魚/野菜/豆腐・大豆製品その他の3カテゴリにきれいに分かれた買い物リストが返ってきました。豚こま切れ肉約350g、鶏もも肉約700g、牛こま切れ肉約300gという分量まで具体的に指定されているので、そのままメモしてスーパーに向かえる状態です。
「あれば便利(なくても献立は作れます)」という補足まで添えてくれたのも地味に助かりました。白ごまやかつお節、タルタル用のらっきょうなど、必須ではないけれど味の完成度を上げる材料を分けて提示してくれるので、予算に応じて買う・買わないを自分で選べます。
「ピーマン嫌い」「鍋が連続」をAIに伝えたら、献立が作り直された
ここまでで献立は完成していましたが、実際の我が家の事情に合わせて2点だけ相談してみました。「子どもがピーマンが苦手なので水曜日の献立からピーマンを抜いて別の野菜に変えてほしい」「月曜の豚のしょうが焼きと土曜の鶏団子鍋が似た系統に感じるので、土曜のメニューを変更してほしい」という内容です。
返ってきた回答は、単に献立を差し替えるだけでなく、変更した理由まで添えてくれました。水曜日はピーマン→かぼちゃに変更し「甘みがあるので照り焼きとの相性がよく、お子さんも食べやすい」という理由付き。土曜日は鶏団子鍋→チキン南蛮に変更し「休日らしく少しだけ手をかけるメニューに」「日曜日が魚なので、肉・魚のバランスもそのまま維持できる」という説明が続きました。
単に言われた通りに直すだけでなく、「なぜその変更が良いか」を一緒に説明してくれるのは、地味に効きます。子どもに「なんでピーマンやめたの?」と聞かれても、AIの説明をそのまま伝えられる安心感がありました。
更新後の買い物リストとやってみて分かったこと
買い物リストも変更後の内容に合わせて自動で更新するよう頼んだところ、鶏もも肉が約350gに減り、代わりに鶏むね肉2枚(約500〜600g)とレタス・トマトが新しく加わったリストが届きました。かぼちゃ1/4個の追加、ピーマンの削除も反映されていて、献立を直すたびに手作業でリストを書き換える必要がありませんでした。
今回、プロンプトを送ってから最終的な献立・買い物リストが完成するまでにかかったやり取りは3往復、体感の所要時間は5分弱でした。平日の夕方に「今日何作ろう」と悩む時間や、休日にまとめて1週間分の献立を考える時間を思うと、この時短効果はかなり大きいと感じます。
一方で、分量表記(「約350g」「1/2本」など)はあくまで目安であり、実際にスーパーで売っているパック単位とは微妙にずれることもあります。買い物リストはそのまま鵜呑みにせず、パック売りの分量を見ながら微調整するくらいの気持ちで使うのがちょうど良いと感じました。
この記事のまとめ
- 家族構成・調理時間・予算・食材の重複回避を具体的に伝えると、1週間分の献立が数十秒で返ってくる
- 「調味料は除く」と指示すれば、そのまま使えるカテゴリ別買い物リストも作れる
- 子どもの好き嫌いや献立の偏りは、理由まで説明した上で修正・買い物リストへの反映までしてくれる
- 分量表記はあくまで目安。パック単位とのズレは自分の目で微調整する
「毎日の献立を考えるだけでこんなに疲れるとは」という悩みは、3児ママの著者が同じように感じていたところから始まっています。今回のような実践のヒントをもっと知りたい方は、こちらの書籍もあわせてどうぞ。
今回いちばん驚いたのは、修正のやり取りです。「ピーマンが苦手」と伝えただけで、代替の野菜とその理由まで一緒に返してくれました。献立を考える作業そのものより、家族の好みに合わせて微調整する作業のほうが実は面倒だったりするので、そこをAIが肩代わりしてくれるのはかなり助かります。
ChatGPTに1週間分の献立を頼むとき、どんな条件を伝えればいいですか?
家族構成(人数・年齢)、平日と休日で調理にかけられる時間の違い、1食あたりの予算、そして「同じ肉・魚を連続させない」といった希望を具体的に伝えると、実用性の高い献立が返ってきます。今回の実践では、この4条件を伝えただけで実用的な1週間分の献立が数十秒で完成しました。
献立と一緒に買い物リストも作ってもらえますか?
作れます。ただし「醤油・味噌・砂糖・塩・油など家にある調味料は除いてください」と指示しないと、常備している調味料までリストに混ざってしまいます。カテゴリ分け(肉・魚、野菜、その他)を指定すると、そのままスーパーで使えるリストになります。
子どもの好き嫌いや献立の偏りは、あとからAIに直してもらえますか?
直せます。今回の実践では「子どもがピーマンが苦手」「土曜のメニューが他の日と系統が似ている」という2点を伝えたところ、AIは代替案と変更理由をセットで提示し、買い物リストも変更後の内容に自動で更新してくれました。
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出典
本記事内の献立表・買い物リスト・会話ログは、2026年8月にChatGPT(無料版)を実際に操作して得られた回答をもとに作成しています。分量・価格の目安は執筆時点のものであり、実際の店頭価格・在庫状況によって変動します。